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会長あいさつ

第60回全国小学校家庭科研究会 全国大会神奈川大会に向けて

加園正子

全国小学校家庭科教育研究会
会長 加園 正子

 風薫る5月の東京で、63回全国小学校家庭科教育研究会理事総会を、多くの地方理事の皆さんにご参加いただいて開催することができました。昨年度の全国大会開催地の京都府の山田珠美先生からのお礼の挨拶から始まり、神奈川県、三重県、徳島県の代表の先生方から各県での研究内容についてのお話しをいただき、大会開催に向け精力的に取り組まれている様子を伺うことができました。
 また、今年度各ブロックで大会を開催する山形県、東京都、神戸市、兵庫県、高知県、鹿児島県の理事の皆さんからも、大会開催に向けての進捗状況をお知らせいただきました。
 理事の皆さんから、直接お話を伺える貴重な機会となり、今後の大会運営に繋がる有意義な総会となりました。
 さらに、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官、国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官熊谷有紀子先生を講師として、「学習指導要領のよりよい実施をめざして」を演題にご講演いただき、今後の研究の方向性をご示唆いただきました。
 10月27日(金)には、節目となる第60回全国小学校家庭科研究会全国大会神奈川大会が開催されます。神奈川大会は、横浜市の東小学校と桜丘小学校の2校で授業を公開いたします。また、大会前日の26日(木)に開催する常任理事会後のレセプションも再開する予定でおります。
 今後の開催地におかれましては、各地区での研究体制を整え、子どもたちに、「豊かな心と実践力を育み、未来を拓く家庭科教育の実現」を目指し、研究を進めていただければと考えています。
 最後に、本会の運営についてのご協力とお願いを申し上げます。昨年度に続き、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行後の各都道府県での研究組織の状況を確認し、ブロックでの研修会等をできるところから、よりよい方法で再開していただき、会員数を戻していきたいと思いますので、多くの方にお声掛けをお願いいたします。
 これからも、家庭科教育に携わってくださる全ての皆様と、「チーム家庭科」で、本会を盛り上げていけますよう歩みを進めて参りますので、ご協力よろしくお願いいたします。