会長あいさつ

豊かな心と確かな実践力

全国小学校家庭科教育研究会 会長 曽我部多美

 全国の家庭科教育に携わる皆様の熱意とご尽力で、家庭科教育の充実と発展を目指し、毎年全国大会が開催されています。昨年は、新たな出発となりました北海道・東北地区第51回秋田大会を引き継ぐ、近畿地区第52回和歌山大会が開催されました。生き生きと学ぶ子供たちと指導する教師の姿から、ご参会いただきました750名を超える全国の皆様方には、多くの学びがあったことと思います。和歌山大会にご参会いただきました全国の皆様方には、心より感謝を申し上げます。

 毎年、全国大会・地区大会では、全国小学校家庭科教育研究会の大会主題と都道府県・政令指定都市の研究主題を掲げ、家庭科教育の研究に取り組んでいただいています。この大会主題「未来を創り出す豊かな心と確かな実践力を育む家庭科教育」には、「豊かな心と確かな実践力」の育成が、生涯にわたる家庭生活の基盤となる能力や態度であり、未来を創り出す「生きる力」となること、また、家庭科教育を通して、子供たちが自己との対話を深めながら、家族や近隣の人々など他者や社会、自然や環境に心を開き、ともに生きて行こうとする共生の心をもち、生活をよりよくしようと主体的に創意工夫する能力や態度を育成することの大切さが、込められています。

 11月11日に開催されます第53回 全国小学校家庭科教育研究会 全国大会 山梨大会では、この大会主題を受け、「生活をよりよくする喜びを実感できる児童の育成」を研究主題に掲げ、生活を創意工夫する能力を育てる「問題解決的な学習のプロセス」、学習成果を実感し、次の課題を明確にする「振り返りと評価」、学習を生活に生かし実践に結び付ける「家庭・地域との連携」を研究の柱として、研究に取り組まれています。

 山梨大会が、実りの多い充実した研究大会となりますよう、山梨県小学校家庭科教育研究会会長・大会実行委員長 校長 小林 千澄様を中心とした大会実行委員会と連携体制を取り、各都道府県及び政令指定都市の皆様のご協力のもと、大会を推進してまいります。

 全国の会員の皆様には、一人でも多くの参加者を募っていただき、山梨大会にご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

 今後も、家庭科教育のますますの充実と発展のために、全国小学校家庭科教育研究会といたしましても、文部科学省はじめ各顧問の皆様、文部科学省教科調査官筒井恭子様、役員・理事の皆様のご支援をいただきながら、力を尽くしてまいります。

 全国の皆様方のご理解とご協力をお願いいたしますとともに、各都道府県及び政令指定都市の家庭科教育研究会のますますのご発展を祈念して、挨拶といたします。



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