会長あいさつ

新大会主題は、岡山大会から

全国小学校家庭科教育研究会 会長 曽我部多美

 全国小学校家庭科教育研究会主催の東海・北陸地区での第54回全国大会 石川大会は、家庭科教育の充実と発展を目指し、平成29年11月16日・17日の2日間に開催されました。ご参会いただきました全国の皆様には、石川県の生き生きと学ぶ子供たちと指導する教師の姿から、また、分科会や全体会の発表から、学ぶことの多い大会になったことと思います。石川大会の開催にご尽力いただきました関係の皆様、ご参会いただきました全国の皆様には、心より感謝を申し上げます。

 さて、全国小学校家庭科教育研究会では、大会主題を「未来を創り出す豊かな心と確かな実践力を育む家庭科教育」とし、家庭科教育を通して、子供たちに未来のよりよい家庭生活を創り出すための基盤となる能力や態度の育成を目指して、約10年間、全国の組織を挙げて研究に取り組んできました。平成30年度からは、この大会主題の趣旨を大切にしつつ、新学習指導要領に示された小学校家庭科が目指す「生活をよりよくしようと工夫する資質・能力」を育成することを重視し、大会主題を「豊かな心と実践力を育み、未来を拓く家庭科教育」と、新しく定めました。

 新大会主題における「豊かな心」とは、家族の一員として家庭生活を大切にする心情に加え、家族や地域の異なる世代の人々、自然や環境、社会、生活文化などとの関わりを通して養われる「共に生きる心」を意味しています。

 また、「実践力」とは、実践的・体験的な活動を通して、家族や家庭・衣食住、消費や環境等についての科学的な理解を図り、それらに係る技能を身に付けるとともに、生活の中から問題を見いだし、課題を設定し解決する力や、生活をよりよくしようと工夫する実践的な態度を意味しています。

 さらに、「未来を拓く」とは、空間軸と時間軸の視点を踏まえ、家庭、地域、社会へ広がり、現在の生活、これからの生活へとつながる持続可能な社会を、児童が構築していくことを表しています。

 この新大会主題「豊かな心と実践力を育み、未来を拓く家庭科教育」を掲げての第55回全国小学校家庭科教育研究会 全国大会 岡山大会が、11月30日に開催されます。実りの多い充実した研究大会となりますよう、岡山県小学校家庭科教育研究会 会長 三宅 千加子様、全国大会岡山大会実行委員会 委員長 西森 美加様と連携し、各都道府県・政令指定都市の理事の皆様のご協力のもと、大会を推進して参ります。全国の会員の皆様には、一人でも多くの参加者を募っていただき、岡山大会にご参加くださいますようお願い申し上げます。

 今後も文部科学省はじめ各顧問の皆様、文部科学省教科調査官筒井恭子様、役員・理事の皆様のご支援のもと、家庭科教育のますますの充実と発展のために、全国小学校家庭科教育研究会も力を尽くして参ります。

 全国の皆様方のご理解とご協力をお願いいたしますとともに、各都道府県及び政令指定都市の家庭科教育研究会のますますのご発展を祈念して、挨拶といたします。



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