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会長あいさつ

第59回全国小学校家庭科研究会 全国大会京都大会に向けて
~東京で3年ぶりの理事総会を開催~

加園正子

全国小学校家庭科教育研究会
会長 加園 正子

 5月13日、3年ぶりに東京代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターでの理事総会を開催することができました。
 地方理事の皆さんと直接お顔を合わせることで、志を共にする友とお会いした時のような感覚が蘇る和やかな会になりました。
 理事総会には、4月に丸山早苗先生のご後任として文部科学省初等中等教育局 教育課程課教科調査官、国立教育政策研究所 教育課程研究センター 研究開発部教育課程調査官に着任されました 熊谷有紀子先生をご来賓としてご出席いただきました。
 また、総会後には貴重な御講演をいただきましたことに心より感謝申し上げます。
 さて、昨年の宮城大会の「家庭科の学び」のバトンを引き継ぎ、今年度は京都大会でございます。
 京都大会は、福知山市の学校で開催できるよう、山田珠美京都大会長にご尽力いただいております。
 今後の開催地におかれましては、今できることを工夫しながら研究体制を組み、子供たちに、「豊かな心と実践力を育み、未来を拓く家庭科教育の実現」を目指し、研究を進めていただければと考えています。
 皆様に、本会の運営について次の3つのご協力とお願いがあります。

 1.会員数の確保について
 コロナ禍の影響で、各都道府県での研修会等の開催が難しかったため、コロナ前と比べると会員数が減っております。
 今年度は、コロナ禍を配慮しながらも、通常の研究会に戻りつつあります。
 各都道府県におかれましても、多くの先生方にお声掛け頂き、会員数を戻してまいりたいと思いますので、ご協力をお願いします。

 2.HPの活用と調査研究について
 昨年度、HPをリニューアルいたしましたので、閲覧しご活用いただきたいと思います。
 また、調査研究については今年度現行の学習指導要領に対応した項目にリニューアルいたしました。
 調査の回答につきましても、HPからダウンロードできるようになりましたので、ご活用ください。

 3.全国の地区割の変更と、今後の全国大会開催年度について
 今までの全国大会につきましては、(1)東京(2)北海道・東北(3)近畿(4)関東・甲信越(5)東海・北陸(6)中国・四国(7)九州の7つの地区割をし、東京を単独開催として参りました。
 しかしながら、東京都の現状を鑑み、令和9年度の東京大会を単独開催としての最終年度とします。
 令和13年度から東京を関東・甲信越ブロックに加え、全国の地区割を7地区から6地区に変更して、全国大会を開催して参ります。
 それに伴い、開催年度の変更があります。
 詳細については全国大会開催地・研究発表一覧表をご確認いただき、ご理解ご協力をお願いいたします。
 また、今後の全国大会・ブロック大会の予定については、現在、各地区で調整していただいております。

 今後とも、家庭科教育に携わってくださる全ての皆様と、「チーム家庭科」で、本会を盛り上げていけますよう歩みを進めて参りますので、よろしくお願いいたします。