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退任の挨拶

前副会長 鳩原 淳子

 令和3年10月22日に開催いたしました第58回全国小学校家庭科教育研究会全国大会宮城大会におきましては、全国の皆様より多大なるご支援・ご協力を賜りました。心より感謝申し上げます。大会を終え、この度、全国大会開催地の宮城県代表として務めさせていただきました副会長を退任させていただきます。 これまでの皆様からのご厚情にこの場をお借りして改めて御礼申し上げます。
 当初は、東日本大震災から10年の年月を経た宮城県仙台市に全国の皆様にご参集いただき、全国大会を開催したいと考えておりましたが、感染拡大防止の観点から、本大会をオンラインでの開催といたしました。映像による授業公開、DVD配信による全国地区発表、文部科学省初等中等教育局教育課程課前教科調査官丸山早苗先生のライブ配信による全体講評等、初の試みばかりでしたが、お陰様で、大変有意義な学びの機会とすることができました。
大会開催に当たり、皆様からいただいた温かいお励ましの言葉は何よりの支えとなりました。また、研究や提案授業に対するご指導・ご助言は、本県の大きな財産となりました。
 コロナ禍の今だからこそ、家族の一員として、生活をよりよくしようと工夫する実践的な態度を養う家庭科教育は極めて重要であると考えます。大会の成果と課題を踏まえ、今後とも、家庭科教育の充実・発展のため、さらに研究を深めてまいる所存です。
 全国小学校家庭科教育研究会のますますのご発展をご祈念申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

前副会長 新見 員子

 令和4年3月末をもって定年退職を迎えました。それに伴い、全国小学校家庭科研究会の会計監査の役も退くこととなりました。1 年間という短い期間ではありましたが、会長先生をはじめ役員・事務局の先生方には大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。
 さて、私は、本県(徳島県)におきましても、家庭科教育に携わった期間は、短いものではありましたが、家庭科教育に情熱と誇りをもった先輩や仲間と出会い、家庭科という教科のもつ多様性や豊かさ、楽しさを知ることができました。そして、今では、家庭科教育こそが、子供たちの生きる力の礎となり得る教科であると実感しています。
 昨年度も感染症の拡大が止むことはありませんでしたが、役員を中心とした皆で知恵を出し合い、工夫を凝らすことで、子供たちの学びを保障することができたように思います。特に、徳島県小学校家庭科教育研究大会(鷲敷大会)の開催に際しては、元文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官の筒井恭子先生のご講演をいただき、その後も、継続的なご指導を賜っております。
 さらには、令和7年度、全国小学校家庭科教育研究大会全国大会(徳島大会)が開催されます。全国大会に向けて、研究の充実や組織づくりなどの、諸準備等に取り組んでいるところです。今後ともご指導をよろしくお願いいたします。
 結びになりますが、本研究会の益々のご発展と先生方のご活躍を祈念し、退任のご挨拶といたします。