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退任の挨拶

前副会長 松岡 佳代

 令和元年度に開催した東海・北陸大会三重大会を機に小学校家庭科教育に関わらせていただきました。大会を運営する中で、筒井元調査官や丸山前調査官はじめ、多くの方々にお力添えをいただきましたこと、深く感謝申し上げます。
 コロナ禍で人と関わることが制限されてきた子どもたちです。今こそ、家庭科の学習で大切にしている「自分の生活を見つめ直し、課題を解決する方法を仲間とともに深く考え、実際に実践する」力を育んでいきたいと思います。そのためにも「日常生活の中から問題を見いだして課題を設定する」学習過程を充実させていきたいと考えています。
 令和6年度に三重県で開催する全国大会では、熊谷調査官がよく話されている「誰でも取り組むことのできる家庭科教育」をキーワードとして、子ども達に自立に向けて必要な実践力を身に付けるための授業をめざしていきたいと思っております。今後とも、ご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。結びに、本会の益々のご発展を祈念して、退任の挨拶とさせていただきます。

前副会長 山田 珠美

 山々が色づき始め、秋の深まりを感じる京都府福知山市におきまして、令和4年11月11日(金)第59回全国小学校家庭科教育研究会全国大会京都大会を授業公開、分科会、全体会と参加人数を制限しながら、ハイブリッド方式で開催することができました。大会の開催にあたり、ご理解とご協力を賜りました全国の皆様に改めてお礼申しあげます。
 コロナ禍において、家族や地域の人々との協力や食べること、着ること、住まうことの重要性を再認識するとともに、生涯にわたって健康で豊かな生活を送るための自立の基礎となる家庭科教育の目指す「生活をよりよくしようと工夫する資質・能力」の育成はますます大切になってきていると感じました。
 京都府小学校教育研究会家庭科教育研究部では、問題解決的な学習過程「学びのプロセス(京のみらいプラン)」を府内全域で共有し、家庭科教育に関する研究や実践を積み重ね、全国の実践から多くを学ばせていただきました。
 京都大会開催に際しまして、ご指導賜りました全国小学校家庭科教育研究会会長 加園正子様をはじめ、関係の皆様方に心より感謝申しあげますとともに、全国小学校家庭科教育研究会のますますのご発展と次期開催地の神奈川大会のご盛会を祈念し、退任の挨拶とさせていただきます。

会計監査 北岡 八千代

 1年間という短い期間ではありましたが、会計監査の役を退くことになりました。現職となって理事会や全国大会の懇親会等に参加させて頂き、熊谷調査官様、加園会長様はじめ本部事務局の皆様、京都府・神奈川県・三重県等の全国大会開催に関わる地域の会長様や事務局等の皆様には、様々なご指導やご助言、大会運営等への貴重な情報を頂き、本当にお世話になり、ありがとうございました。研究や運営に関して同じように悩み、解決策を模索しつつ前に進まれる力強い姿に、いつも元気を頂きました。
 令和4年度福知山大会では、久しぶりに全国から参集型で授業公開がなされました。子供たちや先生方の姿に、大いに刺激を受け、対面で意見交流する素晴らしさも改めて実感するとともに、令和7 年度に控えた徳島大会運営に身が引き締まりました。徳島県でも、全国大会に向けて、研究の充実や組織づくり等の諸準備に引き続き取り組んで参りますので、今後とも皆様からご指導賜りますようお願い申し上げます。
 最後に、本研究会の益々のご発展と皆様のご活躍を祈念して、退任のご挨拶といたします。